ブラックスワンみてきましたー
★★★★★
ここ何年かぶりに見終わってもショックで気持ちの切り替えが出来なかった映画でした・・。
自分のトラウマを触られたショックというか、映像が見せるじわじわとした怖さや気持ち悪さが、独特なバレエや、それにまつわる人のドロドロ、女の子が母親から得るもの、奪われるものをよくあらわしていると思います。
その怖さや気持ち悪さの種類がなんていうか背中をさっとなでられるような、黒板をきーーーーっと引っかかれた時にぞわっとくるような、生理的嫌悪感の連続というか、正攻法(?)な怖い!という感じではなくてなんていうか、記憶に残り悪夢で再現されそうな身近なゾクっと感です。
あまりのショックに食欲をなくす感じ。
母娘の関係、自分の殻をやぶるということ、セクシャリティへの期待や不安、才能と後退、
あまりにショックな映画なので、もう一回みたい!とは思わないんですが、ちゃんと映画館で見て良かったと思います。
また、何か自分自身について考えたいときなんかに見たいと思うのかも。
ナタリー・ポートマンはきっとこれで賞をとるでしょうね!
デートで観にはいかないほうがいいです。(個人的に)