4月 07

バリの思い出

この前のバリ滞在で一つとてもショックな事がありました。

今回のバリで私は好きなタッチを描く画家のところへ技法を習いに行っていたのですが、机と椅子が用意されてる訳でもなんでもなく、写真のようにござの上でしゃがんで描くわけなんです。

もうね、本当に暑かったんですよ。なので、こうしたぺろっとしたワンピースが一番涼しく初日そんな格好でいってしまい、習っている最中も蟻が多いから気をつけなくちゃと思っていました。

バリには小さいものから大きいものまで色々な種類の蟻がいてその中でもオレンジっぽいかなり大きい蟻がいるんです。。

もうね1㌢はあると思う。

確かな体長ははかりませんでしたが、ぱっとみ顔がわかるくらいには大きいかんじ。

で、その先生のアトリエを後にし、ブラブラお店を見て歩いていたら可愛いジーンズ屋さんを発見。ちょっと試着してみよう!とトライしてみましたが、ブカブカで大きい。で、試着室を出て、「これ、もう少し小さいほうがいいかも?」と外にいる女の子達に見せたら女の子達が私のおなかのあたりを凝視して、「きゃーーーーー!!!」みたいな事になっているので、なになに!??と自分のおへそをみたらその1㌢はある蟻がへその中に入ろうとしている!!!!

で、何がショックって地元の女の子が怖がっている事にショックを受けて

というのも、虫とか気にしないバリの人たちのイメージだったので。というか、ローカルの人がそんなに恐ろしがる虫なわけ!??という恐怖に一瞬でスライドしました。

「早く!早く払い落として!!噛まれたら大変だから!!!!」とかいって誰も取ってくれない。

でもなんかもう蟻の体が大きいし払い落とす。。?という感覚でこわごわと指ではねようとしたらその蟻がおへその淵に食いついて落ちないように抵抗しました。

もうそんなんで、お店の子とかもぎゃーーーーとか大騒ぎだし何がこわいって一人の子がインドネシア語でぎゃーぎゃーいっててその隣の子が「はやく!落として!中にはいる!!」ってつたない英語で訳してくれちゃってつたないだけに中にはいるって!?

という恐怖が凄く、おもいきり払い落としました。

その間多分1分くらいのドラマでしたが、もう私もなんかボーゼンとしちゃって。。

で、その英語が出来る子が「どこでその蟻をつけたか?」と聞くので「アトリエのござの上でつけた」と答えると、

「店の裏にいって、下着の中も全部見てきた方が良い。全部服を脱いで調べた方が良い。私の従兄弟はその蟻が体の中に入って病院で取ってもらったから」って言うんですよ!

もう怖くなってそのお店の裏で裸になりながら全部くまなく探しました。。が他にはいない様子。でもこうなるともう心理的ショックでもうなんだか。。

噛まれたところに塗る薬をもらってくる!!と、ジーンズ屋のお姉ちゃんがどこかへ飛び出していって何やら塗り薬のようなものを持ってきてくれました。

それをおへそに塗って皆で代わる代わる「本当、中に入られなくてよかったね!」って言うわけですが、未だに中にはいるっていうビジョンが恐ろしくてあまり想像できません。

不思議とその塗り薬のおかげでおへそもそんなに腫れず(病院に行く覚悟でしたが)

その日は呆然としすぎて何もお礼できなかったので翌日ジーンズを買いにまた戻りました。(皆で私のおへその腫れをチェックしてくれました)

本当に気持ちの悪い体験でしたが、その後は必ずパンツで過ごす事にしましたとさ。

こんな時にもそもそ入っていたのでしょう。。

気をつけろワン

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